教務主任

教務主任は、各学校において教務に関する事務全体を連絡調整し、必要に応じて他の職員に指導・助言する役割を担う職で、教諭をもって充てるとされている。

特別の事情のないかぎり小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、および盲・聾・養護学校に置かれ、「校長の監督を受け、教育計画の立案その他の教務に関する事項について連絡調整及び指導、助言に当たる」(学校教育法施行規則第二二条の三)。教育課程経営に関する事務、児童生徒の学籍に関する事務、教材・教具に関する事務、保護者・地域との連携に関する事務などを処理する。

長年にわたる学校経営実践の歴史のなかで、慣行として設けられ定着してきたが、1975年に、「調和のとれた学校運営が行われるためにふさわしい校務分掌の仕組みを整える」(同施行規則第二二条の二)ために、前記の制度規定が設けられた。

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